表紙のヒョウ?と裏表紙のライオンのバッテリーイラストがかわいらしい本ですが、内容としてはがん闘病中の哲学者と人類学者の間に交わされた往復書簡集で、かなり重い内容も含まれています。野球を大好きなお二人なので、書簡(=言葉)のやり取りをバッテリーの投球・捕球になぞらえて、ということなのでしょう。「まきこさん」と「まほさん」なので、帽子のイニシャルがMなのでしょうね。
この本を原作として、濱口竜介監督にて映画化された『急に具合が悪くなる』は、カンヌ国際映画祭で主演のお二人が最優秀女優賞を受賞されました。
映画の方は2026年6月19日全国公開予定とのことですが、その前に原作を読んでおきたい方ぜひどうぞ!
【版元サイトより】
哲学者と人類学者の間で交わされる「病」をめぐる言葉の全力投球。
共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。
信頼と約束とそして勇気の物語。
もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか?
がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。
著/宮野真生子・磯野真穂
出版社/晶文社
サイズ 四六判並製/ページ数256p/高さ cm
商品コード 9784794971562