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此君亭好日

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穏やかなアイボリー色の表紙に、静謐な日本家屋の写真が映えてまず心を奪われる本。

「此君(しくん)」とは、中国の故事に由来する言葉で、竹を意味するのだそうです。
竹工芸の分野で初めて重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された生野祥雲斎氏と、そのご長男・徳三氏ご夫婦のお住まいである「此君亭」。ここに魅せられた写真家・渡邊航さんの撮りためた四季折々の写真と文章が、この本に詰まっています。
文章には英訳もついているので、海外の方へのプレゼントにもぜひ。

【版元サイトより】
此君亭(しくんてい)。
竹工藝ではじめて人間国宝に選定された故・生野祥雲斎(しょうのしょううんさい)が約100年前に大分市白木の地に建てた工房兼自宅です。
いまはご当代の竹芸家・生野徳三(とくぞう)氏、寿子(ひさこ)夫人に受け継がれ、柳宗悦や黒田辰秋など、この地を訪れた文化人をもてなす迎賓館としての一面も持っています。
お茶人のお客様は、「生野祥雲斎」「生野徳三」「此君亭工房」の竹籠や竹筒をお持ちの方も多いかも知れません。
徳三先生が「彫刻」と呼ぶ独特の造形は、親子2代でそれまでの竹芸の枠を飛び越え、竹芸を芸術にまで高めたアーティストの作品として、メトロポリタン美術館に永久コレクションされるなど、世界的な評価を受けています。
きもののルーツと民俗学を研究する「採花譜」のプロジェクトで編集を担っていただいている渡邊航さんは、「日本の多様な風景に触れたい」と、それまで長く勤めておられた京都の美術出版社を退社後独立され、フリーランスライターとして大分県に移住。此君亭を紹介され、「この風景を留めたい」と将来の書籍化をおぼろげに抱きつつ、4、5年の間写真を撮り続けておられたそうです。

文・写真・編集/渡邊 航
出版社/月虹舎
サイズ B5変判/ページ数 272p/高さ 23cm
商品コード 9784991263811

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